クリスマスの奇跡2011

皆さん、クリスマスをいかがお過ごしでしたか?

 

長崎市内へ引っ越したのが2010年。

 

その年から毎年クリスマスイブに何かしら事件が起きました。

 

それは、今までに経験したことのないものばかりで、かなりハードなものが多いので、わたしはそれを「クリスマスの奇跡」と呼ぶことにしました。

 

2011年12月24日

 

教会のプログラム「ミッドナイトクリスマス」を終えて、わが家へ。

 

クリスマスイブからクリスマスへと日付が変わる頃。

 

「鍵がない!」

 

家に着き、玄関を開けようとしたとき、鍵を家の中に閉じ込めてしまっていることに気づきました。

 

オートロックのドア。

 

玄関の鍵を部屋に置き忘れたことに気づかないままドアを閉めていました。

 

隣に住む大家さんは入院中で、その日は家の中に入れず。

 

来た道を戻り、また教会へ行き、泊まらせていただきました。

 

クリスマスの朝、入院中の大家さんに電話してスペアキーを借りようと、指示どおり大家さんちに入らせてもらい探しましたが、なぜか私の家の鍵だけが見当たりませんでした。

 

「鍵屋さんを呼びましょうか?」と、大家さんに言うと、大家さんの判断で長屋続きの隣の空き家と私の家がベニヤ板だけで仕切られているので、壁をぶち抜いて中に入りなさいと言われました。

 

そして、大家さんちにあったカナヅチとバールを手に、その作業を1人でやることに。

 

まずはカナヅチで壁を叩いてみました。とても古いカナヅチで木が腐りかけていたので、ちょっと遠慮ぎみに。

 

もちろん壁はビクともしません。思いきり叩いてみました。カナヅチの鉄の部分が床に転がりおちました。

 

えーーーーーーー!

 

こんな序盤に⁉︎

 

びくともしない壁、大家さんから借りたカナヅチを壊したこと。

 

この時点で、すでにメンタルやられて意気消沈。

 

しかし、やるしかない!

 

バール1本で!!

 

大家さんはベニヤ板は1枚だと言っていましたが、実際は2枚でした。

 

すごく時間がかかりました。

 

日が暮れて夜になりました。

 

寒さと暗闇の中で手と足を傷だらけにして、どうにかぶち抜き、衣装棚を引き込み、倒して、それを乗り越えて、自分の家へ入ることができました。

 

聖なる夜、私と同じことして時間を過ごした人がいたら奇跡(笑)

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このことをfacebookに投稿したら、フォロワーからコメントが。

 

 

[ゆりちゃん]

おっちょこちょいのユキタクロースでございましたとさ♪w

 

[わたし]

ぶち抜いた壁から隣の空き家の冷たい風が入り込んできてさ(*_*)

寒さが増したっつーの(笑)

 

 

[ケントくん]

前にも鍵トラブルしなかったっけ?

工具一式持って壁直しに行ったろか?

 

[わたし]

大家さんは、隣に住む人がいないからすぐに修理しなくてもいいって言ってたけど、やはり寒いから早いとこ直して欲しいな(^o^;  今週、お見舞いに行くからそのときに修理のことを言ってみるね☆ それから連絡しま~す(*^_^*)

 

 

[美幸さん]

ユッキー…昨夜から☝な武勇伝が…

全然知らんかったよヽ(;▽;)ノ

風邪ひかんごと暖かく♡(^人^)

 

[わたし]

ミッドナイトクリスマスが終わって、海外からの留学生を送って、家に向かったから、着いたのが0時近くだったの。そこで初めて鍵がバッグの中にないことに気づきました( ̄□ ̄;)!!

 

 

[梅川さん]

さすがです(^.^)b

 

[わたし]

バールと金づちだけでぶち抜きました。電動ノコギリがあれば10分もかからなかったのにな(笑)

 

 

[金さん]

凄夜だったんだね(@_@)

 

[わたし]

サイレントどころか「ノイジーナイト」だったよ(笑)

 

 

[竹田先生]

FBフレンズどころか、世界でもそんなクリスマスは一人か二人か・・・。 何はともあれメリークリスマス!

 

[わたし]

もし、同じ境遇の人がいたら、肩を抱いて、涙を流しながら健闘を讃えたいです。言語を知らなくても(笑)

 

 

[鈴木さん]

いろんな事があるよね、人生って(*Θ_Θ*)/それを明るくはなせるゆきこさんは、すごい!

 

[わたし]

真っ暗で寒い中、携帯電話の明かりだけでバールで少しずつベニヤ板に穴を開けていく作業をしていて、途中であきらめそうになりました。ついには、携帯電話の明かりが消えてしまって…。

そのときに、初めてのマラソン大会で血がにじむほどの転び方をしても、最後まで走り抜いた愛する姪の姿を思い出したら、力が沸いてきました。

「ゴールする(自分の家に入る)まであきらめないぞ!」って☆

 

 

そして、こちらの壁ぶち抜き写真を後日facebookに投稿したところ、コメントが。

 

2011年12月30日

『クリスマスの夜にぶち抜いた壁の片付けやってます☆』

 

 

山田さん

「これがうわさの!キャッツアイがぶち抜いた壁ですか!」

 

[わたし]

はい、バールのみで(笑)

 

 

[梅川さん]

さすがです。これで来年も良い年になるでしょう?(謎)

 

[わたし]

来年は、いろんな意味での「壁」をどんどんぶち抜いていこうと思います(笑)

 

 

[とびちゃん]

パワフルにやったね(^w^)

 

[わたし]

やったった(笑)

 

 

コメント

  1. ひろ より:

    そんな事があったなんて
    神様はどんな時でも見捨てないのですね!
    壊してるの姿が想像でき過ぎて不覚にも笑ってしまいました草
    今年も楽しみにしています

    • nagasakiotome2018 より:

      笑っていただけてよかったです!

      おかげさまで昨年のクリスマスは何事もなく過ごせましたw

      今年のクリスマスも穏便に過ごせるように願っています✨